■独断偏見ミシュラン:★★★(最高5つ)
単に読むものがないので暇つぶし程度に買ったと思います。絵的にもキャラ的にもヒロイン(?)のような感じの人はあまり好きではないので、今思うとよく手に取ったなぁという感じです。
「自分にできることをする」これに尽きますね。お気に入りキャラは1巻では特になし。
婚約者と義妹の来襲というなかなかおいしい展開が面白いので、実は2巻以降の方が好きですが、おそらく下記のようなセリフがなければ続きは買わなかったと思うし、★も1つ程度かもしれません。ですが、こんなふうに、言われたらドキッとするセリフがある小説はいいですね。読み返す度に自戒してます。内容的には近代のイギリスという舞台設定はいいとして、魔法・魔術の話っぽいはずなのに呪文などがほぼ出てこないというのはどうなんでしょうね。


■今日の決めゼリフ


「そこでいつまでもそうして、自分のできないことばかり数えあげて震えているがいい。」
(by アレグザンダー・トーマス・モーティマー・コンドリック[バシレウス・ソロモン])


自分は何ができないか、ではなく自分は何ができるのかを考えて前向きに行動していく重要さに気づかせてくれた言葉です。バシレウスはキャラ的には好きではありませんが、この言葉はいいですね。


ミシュランの星
:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。