つい最近、大阪時代の同僚が私の後を追うように転勤してきました。
本日たまたま駅まで一緒になり、彼が私鉄駅の電車時刻案内を見てふと話します。


後輩:
「tech_kさん、僕ね、どうしても納得いかないことがあるんですわ」
tech_k:
「ん? うどんの汁が黒いのは諦めや」
後輩:
「いえ、それもですけどね、あの電車の時刻案内あるじゃないですか」
tech_k:
「ああ」
後輩:
「あの『こんど』『つぎ』ってなんです?あれじゃぁどっちが先か解らへんでしょ?おかしいですって、あれ」*1
tech_k:
「そういやそうやな」
後輩:
「今行った電車の『つぎ』とも言いますし、『こんど』来る電車とも言いますし、あれやったら混乱しますやん。大阪やったら『先発』『次発』。一目瞭然でしょ。なんや東京っておかしいですって。あれでなんでみんな解るんです?」


当たり前に思っているいることが、実は外から見たらおかしいと思う。
文化なんてその際たるもの。日本の中でこうなんだから、今起こっている世界紛争というのは本当に根が深い。お互いの文化を認めることの大切さが、ふと心を吹き抜けた帰り道。


…だから私は後輩に言いました。
tech_k:
「でも、俺ら地下鉄やから関係ないやん」

*1:東京の私鉄の列車時刻案内は「こんど」「つぎ」という表示です。「こんど」の方が先にくる(発車する)電車です。