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今日は数年ぶりに会う友人たちと、東京は新橋で飲んでおりました。
銀座口で待ち合わせ、友人K氏に連れられるまま歩いておりますと、なんと
[世にも不思議なお墓の物語]
なる店が目に飛び込んできました。
「な、なんだこの店は!」
と思って凝視すると文字通り墓地の紹介や墓石を売っている店の様子。あまりのインパクトに愕然とする私ですが、友人らは平気で素通りして行きます。
「自分らちょっと待ってや。この看板に突っ込むとこないんか」
と思うそばから友人らはズンズンといってしまいます。結局友人らに話しかけるタイミングを逃し、さすが東京・新橋はおっちゃんの街や、あなどりがたし…などと思っていると、さらに目に飛び込んで来たのです。あの店が!
[バルチックカレー]
この名前のインパクトに、私は落雷をうけたかのように全身になにかが走ったのです。その看板を見たときの私の心境をだれが責められましょう。
『バルチック』
ということは、あのバルチック艦隊と関係が?
おぉぉ、見ればいさましい海賊の顔をモチーフにしたトレードマークがあるじゃないか!
こ、これはまぎれもなくバルトの海賊!
なんと勇ましい!!
では、この店は、「かかってこいやー、おら!」みたく、非常に挑戦的で勇ましいカレーか?
たとえば、荒ぶる海賊たちが暴れまわるかのごとき、言葉にできないほど口の中で暴れまわる痛烈な辛さのカレー。
とらドラ2の櫛枝実乃梨の「盛るぜ〜、超盛るぜ〜」のフレーズを思い起こさせるような挑戦的に盛られた、特大カレー。
これは、すごい!なんとなく入ってみたい!
さきほどの墓石屋の件で気後れした挽回をすべく、わたしはそのカレー屋を指し友人らに私が妄想想像したバルチックカレーについて話します。
tech_k
「なぁ、あれ。バルチックカレーってあるやん。あれってな………」
友人M
「あぁ、あれ!普通だよなー。安いけど。ん?あれ?どうしたの?」
(T_T)ノシ オイッ!