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鋼殻のレギオス(2) サイレント・トーク (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 雨木シュウスケ,深遊
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/05/20
- メディア: 文庫
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隔月で3冊連続刊行を実施中の第2巻です。1巻が非常によかったので続けて購入。
2年目ならぬ、2冊目のジンクスってことでパワーダウンかな?と恐る恐る呼んでましたが、そんな心配は杞憂。さらにおもしろさパワーアップです。
各キャラの個性も際立って来たし、第十七小隊のメンバーについても各々前巻より前に進んでいると思えるし、レイフォンの強さを受けて、、周りのサブキャラたちの立ち回りがなかなか見所になっていますね。
しかし!今回はフェリのツンデレに注目でしょう。いや、ニーナの悩みとかレイフォンの心の動きとかいろいろ見所はあります。ありますが、2巻はやっぱりフェリ・ロスの独壇場。はい、決定。
■今日の決めゼリフ
「帰ってきたら、ちゃんとそう呼んでください」(by フェリ・ロス)
自分の呼び名について死地に赴くレイフォンにかける一言。まさにツンデレってやつですな?
次点:「私たちは仲間なんだ。だから、全員で強くなろう」(ニーナ・アントーク)
自分が強くなればすべて解決すると思っていたニーナがやっと気づいたこと。素朴なことですが、なんかいいですね。
次点「お前さんを馬鹿にしてるんじゃなくて、俺には無理って話だよ」(シャーニッド・エリプトン)
ものもいいようだなぁと関心しましたが、案外シャーニッドの褒め言葉なのかもしれません。こういう言い回しは好きです。
■ミシュランの星
★:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。