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- 作者: 沖田雅,うなじ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 文庫
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今月も電撃文庫で買うものないなぁということで手にとってみる。「先輩とぼく」を書いている人なんですね。あれは私は口にあわないんですが友人J氏は面白いとのことだったのでこの新シリーズを購入してみました。
熱血人情ラブコメその他色々風との通りかと。お気に入りキャラは赤井林檎。腹黒さがいいです。
まあなんというか、著者の前作「先輩とぼく」っぽいキャラ回しかな?と感じました。実際には全然違うんでしょうがなんとなく個人的に大神と森野の関係とか……。
まあそれは置いておいても御伽銀行などの独自の設定はなかなか面白いと思うのでそれなりに楽しめました。ただ、まあストーリー的にはちょっとHぃ知識がないとわからなかったり、そういうネタが後半は多いので(豪屋氏の富士見ファンタジア文庫刊のデビルシリーズみたいに直接的描写はない)、ちょっと独りよがりかなとも思わなくはありません。
伏線が残っているのですが2巻以降を買うかはちょっと悩んでいます。
■今日の決めゼリフ
「仕留めた獲物に怯える狩人なんているわけないんですのよ?」(by 赤井林檎)
超対人恐怖症の森野が大神の視線を受けてもオドオドしなくなり、男らしいところを見せる日は近い理由としてセリフ。ラブコメ色が一番出ているセリフかなと思います。
関係ないですが赤井林檎のセリフ回しが「ひぐらしが鳴くころに」の沙都子に似ていると思うのはわたしだけでしょうか?
■ミシュランの星
★:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。