スレイヤーズ! (富士見ファンタジア文庫)作者: 神坂一,あらいずみるい出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 1990/01/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 223回この商品を含むブログ (53件) を見る

■独断偏見ミシュラン:★★★★(最高5つ)
忘れもしない、私をライトノベルの世界に引きずり込んだ1冊です。今でも覚えています、ある雨の日にふと立ち寄った「まんが王立川店」で手に取った時のことを。まだあるのでしょうか?
思い出の1冊で気持ち的には5つですが、その後のライトノベル読暦から客観的に考えると4つにしておきます。
「勝つつもりで戦う」「最後まであきらめない」といったところでしょうか。ふざけてはいるけど、無責任ではないリナの生き方だと思います。裏テーマは「悪人に人権はない」でしょう。良い響きです。お気に入りキャラはこの巻のときはガウリイ。
魔法に対する世界観、テンポの良い展開、個性の強いキャラクター、何よりリナの生き方・人生観に引き込まれました。これをきっかけに富士見ファンタジア文庫を買いあさり始めたのがライトノベル漬けの日々の第一歩でした。長編(本編)は15巻で完結したけど、リナとガウリィの旅物語はまた書いて欲しいと思ってます。ふと立ち寄ったリナの実家、ねーちゃんの誤解(でもない気がするが)で強引に結婚式を挙げさせられることになった二人!みたいな。まぁ「郷里のねーちゃん」は刑事コロンボの「うちのかみさん」と同じという見解をどこかで見たことがあるのですが、その通りですよね。出さぬが華。


■今日の決めゼリフ


「あなたの行くところ、よ」(by リナ・インバース


光の剣をガウリイからもらう(奪う)ために、自分の行き先はガウリイの行くところ、というラストのセリフですが、これによりリナとガウリイの長い珍?道中が始まります。


■参考
:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。