桜乃きらほの魔法医カルテ (MF文庫J)作者: 月見草平,裕龍ながれ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2006/05メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (33件) を見る

■独断偏見ミシュラン:★★★(最高5つ)
著者の前作「魔法鍵師カルナの冒険」シリーズは読んだことないが、内容紹介を見て面白そうだなーと思い購入。最近のMF文庫Jは勢いがあって良い。
「家族でファミリーでラブ」に尽きるでしょう。きらほの家族の愛情や、鞠菜の両親の愛情というものが上手く出ていたと思います。お気に入りキャラは桜乃きらほ。
朝永が最初はブラックジャックっぽく感じましたが、きらほとの掛け合いも面白く、鞠菜の説得のセリフなどを見ても本当は心優しい青年というのが見え隠れしていて良いですね。いろいろ複線を張ってあるので続刊が出るでしょうが楽しみです。


■今日の決めゼリフ


「二十二番 ただのハンカチよ。お疲れさん。頑張ったじゃない」(by 桜乃きらほ)


術後に汗だくの朝永にハンカチを出すきらほ。素直にハンカチを出さず、オペ中の指示に引っ掛けて出したところが捻りが聞いていていいですね。


■参考
:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。