関門海峡人道を往く(その2)

さて、昨日は関門海峡人道を渡り終えたところで終わっていましたが、本日はその続きをご紹介します。


■対決場所

対決に入る前のカットはここからスタートです。
対決場所を探すのはなんぎするかと思いきや、人道入口の道の反対側にある階段状のところです。あっさり発見。

ここが対決場所(だと思う)。関門海峡を撮っているカメラの引きを考えるとここで間違いないと思います。
さすがに「毛利の殿様巻き」は用意できませんでした。残念。かまぼこも新下関駅で買えばよかったとここに来て反省…。いやいっそ赤ヘルか? 青森のときはアップルクーヘンと気になるりんごをちゃんと写真に入れたのに…。

対決場所を引きで撮るとこんな感じです。道路の横がこんな感じになってます。

そしてひと通り撮影を終え、この時点ですでに18:00。
21:30ごろ大阪で一緒にめしを食べようと思っていた友人J氏のことを考えると急いで帰らないとならないのですが、門司港駅は1.5キロくらい先。どうやっていこうかと思っていると、なんと人道入口の目の前にバス停が!

…明らかに歩いた方が早いぞ………。
仕方ないので歩きます。かなり早足で。

歩く。

…歩く。

……歩く。

………歩く。

…………ひたすら歩く。
この時点ですでに足にはまめが…。それもそのはず。仕事帰りのスーツですから靴も革靴。
しかし、もっとゆっくり歩きたくなるくらい良いとこですな。門司港は。なぜか犬の散歩をしている人がわんさかおりました。突堤で釣りをする人々。浜辺の遊歩道を犬を散歩する人々。時間がゆっくり流れているような雰囲気でした。(しかし列車の時刻は刻一刻と迫っている…)

するとですね、門司港駅までもう少しというところで、こんなタワーが出現するわけです。
マンションなんですが、なんと展望室があり誰でも上れるとのこと。門司港はレトロ街が観光名所。しかもなんと展望室の入室料300円!これは上るしかない!高いところから見下ろすレトロ街。しかも時間は夕暮れ。ロマンです。
この時点で計画は破綻…えぇい、予定は未定だ!と心に言い聞かす。J氏すまん。こんなとこに展望室がある方が悪い。

まぁ平日ですしね。がらんとした展望室です。誰もいない。

しかぁし、景色は最高。あぁ、あそこから歩いてきたのか…としばし感慨にふける。

レトロ街を見下ろす。跳ね橋は残念ながら上がるところを見れず。

門司港駅も目と鼻の先。

遥か先には巌流島も見えます。絶景絶景。
これで300円というのは非常に良心的ですな。営業時間は22時までなので夜景もきれいそうです。

ということで、せっかくですから展望室のラウンジでアイス・ラテで一息ついたのですが…混ざっていないめずらしいラテですな。上の白いのがクリーム層です。黒ビールではありません。(いや、ビールもありましたが…)

さすがにこれ以上は時間的にやばいので早々に展望室を退散し、門司港駅に向かいます。それでもちゃんと撮影しますが…。この建物は中華料理屋さんですって。いい匂いが漂っていました。

跳ね橋の手前にはバーが。地ビールの誘惑を振り切り駅へ向かいます。

駅へ向かう。

駅へ向かう。

ひたすら駅へ……向かってるのか?
ちなみにこの建物はレストランだそうで。

誘惑を振り切り、やっと駅へ到着!すでに19:00前…。

駅舎といい改札といい、レトロですなー。

しかし電車は近代的。きれいです。

そして列車は小倉方面へ。流れる車窓も風情ですなー。
大幅に予定がくるい、結局小倉着は19:30前。

新幹線待ちの間に、土産物屋でこんなものを見つけました。焼酎だそうです。たしかに列車の形した焼きものでした。

そんなこんなでなんとか聖地探訪(の強行軍)は終了したのでした。ちなみに踵にマメが出来て歩くたびに地獄でした。というか地獄です…現在。行かれる際はスニーカー必須です。