四国珍道中(第3夜)


■一応、どうバカの方へ情報提供


藤やんとうれしーが泊まったのは「に」の部屋と思われます。(部屋番号は”い・ろ・は…”なんです)


■2日目9:20 2日目スタート
さて、2日目も張り切ってまいりましょう。
本日のメニューは沈下橋高知城
私は高知は初めて来ましたので、ぜひ一度沈下橋なるものを見たかったのと、旅情といえば“城”という単純なポリシーに則っり高知城へ行きたいという単純な理由です。


■2日目10:00 沈下橋を探して
本来なら本場?の四万十川へ行きたかったのですが、本日の宿とは正反対の方向ため、仁淀川の上流に行ってみることに。
昨日と同じように細い山道を一気に下り、仁淀川へ向かいます。
途中、こうした路面電車が道路沿いに走っているのも風情です。

高知の路面電車高知市外にも延びていて、こうした風景があちこちで見れるそうです。広島や長崎や札幌などとはちょっと違いますね。道路の脇に普通に走っていますがよく事故とかないものです。


■2日目10:10 いきなり寄り道
そうして仁淀川上流まで辿りつき、いざ沈下橋を…と思っていると「『大樽の滝』まで2km」という看板が。


tech_k:
「おぉ、滝ですか。日本名滝百選って書いてありますなあ」
友人J:
「行きます?」
tech_k:
「行きましょう、行きましょう。風情だなあ。」


こうして流されるまま大樽の滝へ向かいます。
細い裏道から、更に細い山道に入り込み5分。どうバカの方は八十八箇所「焼山寺」の遍路転がしの道を思い浮かべてください。



ガードレールなし、脱輪したら即谷底へという恐怖の道を登り駐車場に着きました。
駐車場から山道をさらに15分登ります。これがまた、前日までの雨と落ち葉で滑ります。




tech_k:
「ハァハァハァ……おぉ、さすが日本名滝百選。すばらしいですなー。」
友人J:
「ただの砂防ダムでしょ。もう疲れたからって分かりやすいボケかまさんと、早よ先行ってください」



急なとこもありますが、全体的には勾配が少なく、登りやすかったです。

こうした沢のせせらぎも良いですね。


そうして辿り着いた「大樽の滝」ですが、思いのほか迫力があり素晴らしい滝でした。
↓今度は本物です。



前日までの雨で水量も豊富で迫力満点。こうした思いがけない出会いがあるので行き当たりばったりぶらり旅はやめられません。


しばし滝を眺めて和みます。


■2日目11:00 沈下橋
さあさあ、次へ行きましょう。本筋へ戻って沈下橋を探して仁淀川沿いに下っていきます。



さっそく1個目発見です。感動というよりは、本当にこの橋が沈むくらい増水したら恐いなぁという思いが先に来ますね。


続いて2つ目発見。この橋は車も渡れます。実際渡ってみましたがいいでねー。
こうして雄大な流れの仁淀川を横にどんどん下流へ向かいます。


…余談ですが、車がすれ違えないくらい細い『国道』ってあるんですねー。いや、偏見ではないんですがあらためて体感するとすごいですねー。


■2日目12:00 鉄橋
仁淀川沿いに美しい鉄橋があるということで寄り道をすることに。



無骨な人工物ですが、たしかに美しいですなあ。

迫力あるショットが撮れましたが良い子はマネしてはいけません。ただ、磨かれたレールに景色が映りこんで面白いショットになりました。


友人J:
「どうせなら電車が通りませんかねぇ。でも1時間に1本くらいなんでしょうねぇ」
tech_k:
「うーん、5分だけ待ってみようか」

tech_k・友人J:
「おおぉ!」


今回の旅行は神がかり的な偶然の連続です。


■2日目12:30 高知城
さあ、着きました!

門の向こうには天守閣。風情ですなー。

………そういえば大河の舞台になりますなぁ。しかしこのイラストにちよちゃんって…仲間由紀恵怒っていいぞ。

なかなか立派で天守閣も木造。江戸時代に再建されてから残っている歴史ある建物です。一見の価値ありですね。


■2日目13:50 どうでしょう聖地探訪(高知駅編)
城の後は、サイコロ2宿毛の後に高知駅にてサイコロを振る場所です。ここは変わらず残っています。


ここで出た目が伝説の「壇ノ浦レポート」へつながっていくわけですね。

こうして、深夜バスが登場したんですよねー。(写真はただの空港行きバスですが)


さて、遅くなりましたがここで昼食をとることに。
その際、隣接したお土産屋でこんなのを見つけました。

タルトですよね。Tシャツ、キーホルダー、携帯ストラップ、タオルなど品揃え豊富で流行っているみたいです。元は愛媛の一六タルトをキャラクター化したわけですが、四国土産の定番?でもあるようです。


さあさあ、腹も満たされたところで、いよいよ本日の宿へ向かいましょう。
今日こそは早めに着いてのんびりしましょう!


友人J:
「とりあえずナビに入れましょう」
tech_k:
「………17:00着って、もうそんな時間?」
友人J:
「とりあえず、急ぎましょう」


ということで本日もいそいそと宿へ向かうことに。


友人J:
「この道、大歩危の近くを通りますねぇ」


この一言がまた我々をまた波乱の道中に導くのですが、続きは明日にしたいと思います。