四国珍道中(第6夜)


※注(第6夜の前に)
本日3日目は朝9:00香川県坂出駅にて友人Y氏と待ち合わせをしております。車のナビが言うには宿から2時間かかるそうです。それを踏まえまして…


■3日目5:30 展望風呂
さて、3日目最終日の夜が明けました。友人J氏はぐっすり寝ておりますが、私は昨日心に決めた野望を果たすべく早朝に起床します。
そう、せっかくの展望風呂を堪能せずしてはいられません。昨夜入ることも考えたのですが、冷静に考えると夜は窓を開けると虫が入ってきます。(窓を閉めると曇って外を眺めることができません)
そこで、早朝です。これなら窓を全開にしていても大丈夫。白い湯船にたっぷりと湯を張ります。
おぉ、ここも温泉が引いてあるんですね。



ちょっと温めのお湯に浸かり窓を全開。朝のひんやりとした空気が気持ちいい。
しばし絶景をボーっと眺めて朝のひと時を過ごしました。
ここは祖谷渓、天国ですね。


■3日目6:55 露天風呂へ
1番乗りを果たすべく、7:00から動くケーブルカーへ向かいます。
…が、みなさんお早いですねー。私たちは10番目くらいです。
さて、あらためてご紹介。



傾斜42度。高低差170m。ケーブルカーの距離250m。所要時間5分。
友人J氏の情報によると鉄な道の方には有名らしく、数少ない本格的な温泉専用ケーブルカーだそうです。



昨夜は全貌が分かりませんでしたが17人乗りとあまり大きくはありませんが、しっかりした作りです。



明るくなると途中でこうした絶景を眺めながらゆっくりと降りてゆきます。



あらためて見ると、まさに谷底の駅です。



今朝は時間がないのでまさにカラスの行水ですが、眺めは堪能します。


■3日目7:35 朝食


tech_k:
「たしか、朝飯は7:30からだから、7:20ごろに強引に乗り込もうって話してたよな?」
友人J:
「おや?もうこんな時間ですか。どうしてでしょうね」



朝食も非常に美味しくいただきました。惜しむらくは本日“香川うどんツアー”もとい、“讃岐うどん8番勝負”の日です。泣く泣くご飯は1杯にセーブ。
しかし、ここでの本当の誤算は、朝食に「そば雑炊」が出たことです。写真右に写っていますが、旅館のなべ用のセットで一から目の前で炊きます。それはもう、絶品の美味しさなのですが、10分で朝食を食う、としていた算段は早くも崩れ去ります。そば雑炊が炊けるのに10分はかかりますから…。


tech_k:
(ハフハフ…うん、美味い)仕方ないよな。俺たちのせいじゃないもんな」
友人J:
「そうですね。心意気は10分で朝食を済ますつもりでしたが、残すわけにはいかないですもんね(ハフハフ…フーフー)


■3日目7:50 チェックアウト


いよいよチェックアウトです。
いや〜、本日も120点!いいです、この宿。


特に部屋にはこういったものも用意していました。

おりしも七夕間近。玄関に笹がありました。なかなか風流なお宿です。高感度アップです。


必ずもう一度来ることを心に近い、泣く泣く早々にチェックアウトをし、友人Y氏の待つ坂出駅に向かいます。ただし、この段階での到着予想時刻10:00となってやがります。


■3日目8:00 山道を下る


友人J氏はチェックアウト時に宿の売店「そばアイス」なるものを買っていました。


友人J:
「いや〜、気になってたんですよね、この“そばアイス”。景色も絶景で空気もさわやかだし、美味しくいただきましょう」←助手席
tech_k:
「おお。とにかく安全運転で頑張るので、こぼさないようにしてな」←ドライバー


10分後……


tech_k:
「うーん、山道はあんまり時間を縮められませんなぁ。一応9:50までは縮まったけど…」
友人J:
「ぅぅぅ」
tech_k:
「まあ安全運転やから、しゃあないかな?」
友人J:
「うぅぅ…このそばアイス…ちょっと酸っぱいなー……」


こうして徳島道井川池田ICから高速に乗り、高松道に入りひたすら坂出を目指します。
さぁ、讃岐うどんが待っています。今日も張り切って参りましょう!


しつこいようですが、友人Y氏との待ち合わせは9:00坂出駅です…。
というところで、続きは明日にしたいと思います。