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- 作者: かたやま和華,梶山ミカ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/04
- メディア: 文庫
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前作が存外に面白かったので続けて購入。
今作も非常に出来がよいかと。弥彦と楓のしっかりとした絆が感じられて、よい雰囲気がでております。今時・学園ものとかでありがちな甘〜い雰囲気ではなく、なんといいますか、爽やかな雰囲気がいいと思います。
ストーリーとしても美鶴の正体とかは最後の方までわからなかったし、禍津日をめぐる騒動も軽快に進むので、読んでいてわくわくしましたね。ただ、羽瑠のフクロウバージョンを便利使いし過ぎな感はあります。
まあ、それでも次巻が待ち遠しい1冊です。
■今日の決めゼリフ
「あたしは、もう誰も死なせたくないから剣を振るうんだ! あたしの剣は、あたしの大切な人を守るための力!」(by 榊原楓)
天下太平の世、なぜ剣を修めるのか。楓なりに答えを見つけた瞬間ですね。
■ミシュランの星
★:死ぬまでにあと1回読めばいいか…。
★★:普通に面白い。2年に1回再読したい。
★★★:結構面白い。1年に1回は再読したい。
★★★★:非常に面白い。やることないなら再読したい。
★★★★★:最高!聖書代わりに枕元に必携。