小樽

えー、ここのところ2週に1回札幌へ出張がありましたが、週の真ん中ばかりで日帰りの連続。
しかし、やっと金曜に出張が入りましたので、せっかくだから1泊して(もちろん宿泊費は自費・・・)足を伸ばして小樽へ行ってみました。
小樽へはJR快速エアポートを使って札幌から約30分。近いですね。
宿に着くころにはちょうど日も落ちていましたのでホテルにチェックインしてさっそく散策に向かいます。天気は・・・雪……。


羽田の本屋で立ち読みしたガイドブックに載っていたすし屋でまずは腹ごしらえ。うん、うまい。
友人J氏は生ものがダメなので、小樽でびっくりドンキーに入ったと言っていたが…。


では、夜の散策開始です。



ホテルにあったこの地図を頼りに最初の目的地に向かいます。
(観光案内所でももらえます。無くても言えば裏から出してくれました)


まずはガイドブックに一番に載っている「小樽運河」ですね。
うーん、想像と違うなぁ…。というその理由は写真を撮って初めてわかりました。



なんかガイドブックに乗ってるような写真が撮れていますが、これはカメラの「夜景モード」で撮ったからです。肉眼では、もっと薄暗くて、水面の反射もそれほど鮮やかではないような気がします。雪が降ってるからでしょうか?でも、この写真が撮れたので大満足。
場所はMAP真ん中の下、運河の観光案内所のある橋から撮ったものが上の写真。運河プラザのある交差点から撮ったのが下の写真になります。
このあとは夜のメルヘン交差点でも見ようかなと思いましたが、大雪のため断念。ホテルへ戻ります。


明けて次の日。降りしきる大雪の中有名どころを巡ります。
まずは有名な船見坂。



ここは小樽駅のすぐ近くです。晴れていれば港がきれいに見えるはずなんですがねぇ。
ちなみに、朝9:30ごろに行ったのですが、ひっきりなしに車がやってきます。抜け道なんでしょうか。写真を撮る際はお気をつけください。


次は昨晩の運河を見てみます。



昼に見るなら夏に来てみたほうがいいかな?


次に、昨晩行けなかったメルヘン交差点へ。これは運河の上記写真ポイントから20分くらい歩きます。



ゆ…雪に埋まってます。メルヘン交差点は夏に来ないとダメなんですね……。どっかに書いといて欲しい。


さて、あとへ駅へ向けてぶらぶらしますが、この小樽は景観が統一されていて散策するのも楽しい街です。





基本、こうした大正浪漫あふれる町並みです。
表通りはこうした建物が並び、裏道に入れば、ちょっと寂れた漁港の雰囲気があり、2つの意味で楽しめます。


他にも見るべきところはいろいろあるのですが、大雪のため、早めに引き上げることにしました。だいたい運河の写真を撮って、メルヘン交差点まで行き、北一硝子六花亭で買い物して小樽駅に戻るコースで2時間半くらいですね。
あまり回れませんでしたが、雑感として小樽のポイントをちょっと書いておきます。


地元の方は大雪が降っていても、雪である限りは傘をさしません。道もすべるから手がふさがっていると危ないからでしょうか。確かに、傘をささず多少撥水加工のある上着とニット帽などで歩き回れば身軽でいいですね。


有名な「北一硝子」さんで買い物をしました。「切れのいい醤油さし」が大人気とのこと。試してみたが、ホントに切れがいい。この北一硝子さん(三号館だったかな?)は店内がとても大きく、高級品からお土産に適当な値段のものまで選り取りみどり。店員さんも丁寧な対応で、こういうものを探していると相談すれば、きちんと紹介してもらえました。
なお、ワンポイントアドバイスとして、この北一硝子さんはアウトレット店もあります。そちらは、いわゆるB級品や絶版の在庫品、試作品などを安く売っています。アウトレット店のみカード払いは不可なのですが、安いし素人目には違いがわからないぐらいのものを売っていました。こっちものぞいてみるといいですね。


メルヘン交差点は冬は行かなくていいですね…。


小樽は夏と冬。2回来た方がいいと思います。違う楽しみ方ができそうです。本当ならロープウェイで天狗山まで登って小樽の町並みを見下ろしたかったのですが、今回は大雪のため断念したので、晴れた日や夏もいいですね。


運河は夜は絶対行った方がいいです。夜景モードのあるカメラ推奨。


運河沿いの大きな道の1本駅側の道が観光のメインストリートです。硝子工房の体験などもあって楽しそうでした。


こんなところでしょうか。今度は夏に来てみようと思います。町に統一感があってぶらりと周っているだけでも面白いですね。


最後になりましたが、帰りは夕方のフライトだったため、なかなか幻想的な写真が取れました。これだから飛行機は窓際に限ります。



なお、近々香港へ行く予定ですので、またそちらの旅行記も書いていこうと思います。