香港珍観光旅行 第5夜
■3日目16:50 澳門旅遊塔「Macau Tower」(マカオタワー)58階
さて、61階の展望室から58階の展望室まで下りてきました。
こちらの展望室は完全に屋内です。木のデッキ調にフローリングされていて小じゃれた雰囲気です。ちょっとした喫茶スペースやレストランがあります。
先ほどの展望室からは低くなりますが、その分、地上物が細かく見れるようになっていて、こちらも負けず劣らず良い眺めです。
ですから、その眺めに目を奪われて、フラフラと窓際まで吸い寄せられる訳ですが……
な、なんと、ガラス張りで下が見えます!
tech_k:
「うぉ!、なんじゃこりゃぁ。こ、恐っ!!」
友人J:
「すごいですねー」
ここまで高いとは思いも寄りません。このタワーめちゃめちゃ高いですよ。何ですかこれは。
確か東京タワーにも下が見える窓があったと思いますが、あれってお皿くらいの大きさだったはず。
でもここのはガラスが割れたら確実に落ちます。この大きさじゃスポっといってまいます。
いや、まあ、そんなことはないんでしょうが「ガラス」というだけで、もし割れたら…、もしガラスがスポっと外れたら…と変な想像ばかりが膨らみ、おまけに眼下に広がる風景に思いっきり腰が引けてます。
友人J:
「tech_kさんバンジージャンプなんかどうです?やりはったら?」
tech_k:
「おぉ、そうだな、気持ちよさそうだし、いいなぁ……でもHK$800以上するからなぁ、高いな…」
なんて、前回のんびり会話してますが冗談じゃありません、お断りです。
『金が高いってレベルじゃねぇだろ!』
と心で叫びます。
絶対大丈夫なガラスの上に乗るのだって躊躇しているのに、足にワイヤー付けただけの状態でこの高さから、しかも自分から自由落下していくなんて正気の沙汰じゃありません。お金もらったって嫌です。
tech_k:
「こりゃぁ、いくら下を見渡せますって行っても限度があるやろ」
なんて言っている横を、若い女性がまるで何事も無いようにガラスの上を歩いていきます。
なんかもう負けた気分です。
さて、ここからの眺めですが、
ほんと、見晴らしはいいんですよね。
そして、今度は下まで降りて、タワーを見上げます。
するとSKYJUNPで降りてくる人がいます。
スパイダーマンみたいですね。そういえばさっき上でなんかの書類を記入していた人たちです。
きっと「死んでも文句いいません」って書類にサインさせられてたんでしょうねー。まあ、死んだら文句も言えませんが。
■3日目17:50 再びセナド広場へ
さて、さっき気になった焼杏仁餅を買おうとセナド広場に戻ります。
タクシーが捕まらず、結局バスで途中下車。
マカオで、というか香港もですが、ここってどの辺?というところでバスを途中下車するのはお勧めでできません。地図が読めない人は自殺行為です。
観光用のパンフレットの地図がなかなか秀逸で、なんとなくですが、どの辺にいてどっちへ向かえばいいかが分かったので、これも旅の楽しみということで途中下車して歩いてセナド広場に向かいます。
ものの見事に地元の人しか会いません。
でも、こういう雰囲気っていいですね。
で、結局セナド広場からもう一度大三巴牌坊まで向かい、焼杏仁餅を無事GET。
その途中にこういう店を発見。
カップにフルーツの盛り合わせが入れられているものです。これにマンゴーやスイカなどのジュースを足すことも可能です。
写真は友人J氏のもの(ジュースなし)ですが、私はスイカジュース入りにしました。それでHK$15。
こいつが、また、美味いの何の。これはめちゃめちゃお勧めです。疲れた体に甘い果実が染み入って、体が潤っていくのが分かります。
……ちなみにマンゴージュース入りにしようとしたのに、伝わらなくてスイカジュース入りになりました。まあ、スイカも美味しいです。
また、こんな店も…凧屋さんです。
似てるようで、微妙に似てない…いいんかなぁ。
そうそう、焼杏仁餅と一緒に、これも名物みたいです。
おそらくビーフジャーキーみたないもんだと思います。お盆くらいの大きさがあります。これでHK$30くらいから。なお、香港国際空港や香港でも売ってましたが、これの4分の1くらいの大きさでHK$100弱でした。買うならマカオがいいですね。ってか、日本に持ち込めんのか?
さて、買い物も済ませたところで、そろそろ夕飯にしようかということに。
いろいろ考えましたが、マカオといえばポルトガル料理も良かろう、ということで、ガイドブックに乗っていた、マカオ最古のポルトガル料理レストランに行くことに。
こうして夕闇の中、レストランを探して街並みの中に再び戻るところで、続きは次回にしたいと思います。