香港珍観光旅行 第6夜


■2日目18:50 マカオ 沸笑楼大餐廳(ファッシウラウ)
さて、レストランを探して歩いてきましたが、この沸笑楼大餐廳(ファッシウラウ)さんは、どうやらさっきバスを降りて歩いてきた途中にある模様。新馬路から1本入った福隆新街の通り沿いにあります。
昼間歩いたときは



こんな感じで雰囲気ある路地です。


それほど苦労することもなく店を発見…ですが、なんか趣がありすぎて返って入りづらい



中が見えないので、満席なのか、はたまた我々のようなTシャツにジーンズなんかで入って浮かないかなど、散々悩んだあげく、とりあえずチャレンジ。存外ヘタレな2人


とりあえず中に入り、予約はないが席はあるか、と聞いてみると、2階の席ならあるぞ、ということ。
日頃の行いですな


さて、その2階は真新しいきれいな洋風のレストランです。



どうやらガイドブックなどに載っている落ち着いた雰囲気のレトロ調なのは1階の様子。ちと残念。
ですが料理の味が変わるわけではありません。
ここまできたら堂々とたらふく食ってやろうとメニューと睨めっこします。なお、こちらのメニューは親切にも日本語も書いてあります。


友人J氏はお酒が飲めないのですが、私は遠慮なくたっぷり飲んでやる!と、お酒を注文します。
ポルトガルといえばビールよりはワインだろう!などと格好つけてワインなんか頼んだんですが………


いや、まぢでビビリました。
初めての体験です。


ワインのラベルを見せられて、これでまちがいないですか?と聞かれ、おまけにホスト(この場合は注文した私)にまず最初にちょこっとだけ注いで、香や味におかしいところはないか、これでいいかのテスティングさせてから、やっと正式に注ぐなんてことになりました。
私はテーブルマナーなんて習ったことがありません。たまたまものの本を読んだことがあって、知識として知ってただけでしたが、おかげで事なきを得ました……ありがとう、美味しんぼ』『ソムリエ』
知らんかったら、テスティングでちょっと注がれたところで、そんなみみっちい注ぎ方せんとナミナミ注げ!と言ってたかも知らん…。


ちなみにこの店はすごいですねぇ。ワインの注ぎ足しは、給仕の方がちゃんと減り具合を見ながらやってくれました。普段ワインだって手酌しかしない店にしか入ったことのない人間にとっては感動です。


さて、気を取り直して次々とやってくる料理をやっつけます。


まずは2品来ました。
西洋焼沙甸角(サーディンですね)<HK$70>


葡式咖厘角(厘は口ヘンだったはず)(カレーサモサです)<HK$42>


特にこのサーディンが最高。私は骨も残さず丸かじり。これはまた食べたいです。中までしっかり火が通っているので骨も食べれるし、甘辛いタレがしっかり浸み込んでいるので生臭さもまったくない。いや、これ最高です。


そしていよいよメインディッシュ、この店の名物「石岐焼乳鴿」(ハトの丸焼き)です。<HK$88>


名物だけに美味しいんですが、好き嫌いが分かれそうですね。
食感は、鶏肉ですが、意外に歯ごたえがあります。食用蛙が鶏肉に近いという感じの食感に近いような気がします。また、ちょっとレバーのような味わいもありますので、クセがありますね。
私としてはサーディンがお気に入りですね。
ちなみに、後から次々客が入ってきて、そのすべてがこのハトの丸焼きを頼んでました。ほんと名物なんですね。



さて、デザートも平らげ大満足のうちに店を出ます。
二人で食事だけ(上記3品にデザートをそれぞれ)で約HK$320だったので目安にしていただければ。私はこのほかにワインのハーフボトルを2本空けていますがそれがHK$100くらいでしょうか?(この段階ですでに酔っ払いなので…)


いや、ここは入った甲斐がありました。ぜひまた来たいです。おそらくホテルのフロントに頼んで予約を取ってもらえば、1階の雰囲気あるところで食べれたと思うので、今度はそうしたいですね。


■2日目20:30 CASINO・LISBOA(カジノ・リスボア)

さて、たらふく飲んで食べ、後は帰るだけ。
このまま帰るのも何だということで、マカオと言えば、そう、カジノ
マカオでも一番のカジノ・リスボへ行ってみることに。



夜のセナド広場もきれいです。



メインストリートは夜もきれいですね。


セナド広場から歩いてすぐのリスボアですが、なんと最近オープンしたらしい新館(GRAND・LISBOA)ができています。



こっちは本館。



じゃあそっちに入ろうかということで早速入口へ向かいましたが、入口はすごいガードです。
飛行機に乗るときみたいな金属探知機をくぐらされます。
もちろん、カメラの持ち込みは不可(どうでしょうアメリカ横断のラスベガスもそうでしたよね)ですから、そのチェックも厳しい。カバンを持っている人はクロークに預けろと言われます。
カメラを持っていると探知機に引っかかっていました。ただ、私は腕時計をしていても引っかからなかったので(空港では引っかかる)、何か特殊な探知機でしょうか。


ということで、実際の映像をお見せできないのが残念ですが、雰囲気だけお伝えすると…


入口を入りまずはエスカレーターで2階へ。登りエスカレータの横にもギャンブル台がありますが、1階では雰囲気でないということで2階へ。
2階は大きなホールに所狭しといろんなギャンブルコーナーがひしめき合い、たくさんの客がチャレンジしています。
いや〜生ディーラー初めて見ました。
中央壁側にはステージが設えてあって、きれいなおねーサンたちがダンスをしています。(妄想が暴走されても困るので断っときますが。ちゃんと服着てますよ?)
その前には(というかかぶりつき席ってんですかね?)バーカウンターが。


まあ、後学のために見学だけでも楽しいと思います。


tech_k:
「せっかくだからやろう」
友人J:
「え〜、やるんですか?」

という友人J氏を無理やり引き込み、とりあえず二人で合計HK$500だけチャレンジ。
ブラックジャックもいいですが、英語に自信ないのでルーレットをすることにして席に着きます。


で、当然のことながら(?)、あっという間に負ける二人……(詳細はおまけ時に語ります)

楽して設けようとしてもダメですね。。。

ちなみに、1枚HK$20のチップはピンク色。周りの他の客を見るとやらグリーンやら黄色やらのチップをかけている人ばかり。……あんたらいくら賭けてるんですか。


さて、その後上の階層も見てみましたが、こちらの階が空いています。おそらく最低BETが非常にお高い、金持ち向けフロアなんでしょうなぁ。


で、帰る前に今度は機械式のルーレットをやって見ます。ディーラーがいない分だけ気楽です。
まあゲームセンターとかで見るのに似てますね。


で、HK$100入れて、いろいろありましたが最終$600に!
うっしゃぁ!!と思って「PAY OUT」ボタンを押して終了することに。


吐き出すメダルは1枚HK$5。……あれ?少ないですな?
最後に換金所に持っていくとHK$120……。


まあ、損はしてないんですが…レートHK$0.2ってまぢですか?
パチンコだって2.7円以上はありますよ…
(パチンコは1玉4円で玉を買って、払い戻しが1玉2.7円〜最大4円。平均は3円弱くらいでしょうか)


なんか釈然としないながらも、まあ負けてないからいいかということに。
というか、酔っ払っててなんか聞くのもめんどくさくなってる私。


■2日目22:00 外港客運碼頭(マカオ・フェリーターミナル)

さて、そろそろ帰ろうということで、リスボアの前からはタクシーを拾ってフェリーターミナルへ。
ちょうど23:00発の高速フェリーのチケットが取れました。値段はヘリの10分の1以下…。
24時間運行とはいえ、深夜は1時間に1便。友人J氏は前回は混んでいて、4時間先しか取れなかったということなので、できればマカオに着いたときに先に帰りを買っておくのをオススメします。今回は平日だから大丈夫でしたが、週末とかは混むみたいですね。



乗り場がたくさんあるんですが、みんなえらい並んでします。



改札の中には休憩スペースがあるので、なんで中に入れないのか訝しがっていると、どうやら中に入れるのはランクが上の席の人だけの模様。一般席はずっと外で待ちぼうけです。


改札でチケットをちぎるときに席を指定されます。全席指定です。


ちなみに舟の全体像はこんな感じ。



ちなみに、高速船ですから思いっきり揺れます。ですが、香港の入境票を書かないといけません。
ちなみにちゃんと配りに来てくれるのでちゃんともらってから寝込みましょう。



■2日目25:00 そしてホテルへ
フェリーターミナルからはトラムに乗ってホテルへ。

こうして中身の濃すぎる第一日目(実質二日目ですが)が終了。
ふたりクタクタで倒れこみます。

とりあえず明日は香港大学からスタートということだけを決め、眠りに落ちる二人でした。


こうして初日の観光が終了したところで、続きは次回にしたいと思います。


えー、初日だけで5夜以上かかるのかと友人J氏からもクレーム?がきましたので、少しはペースアップしたいと思います……だって詳細忘れちゃうから…。ただ、2日目からが電脳街めぐりばっかりで書くこと無いので大丈夫な…はず。