香港珍観光旅行 第9夜


■3日目17:30 旺角(モンコック)
スターフェリーを降り、少し歩いてMTR尖沙咀(シム・シャー・スイ)駅に向かい、そこからMTRに乗って、やってきました本日の最終目的地の旺角(モンコック)



ここにある電脳街に来るのが今回の旅の最大の目的。
香港の電脳街は日本の秋葉原と違い、電気屋街というわけではなく、ビル1棟に小さなパーツやとかパソコンショップとかがたくさん集まっているだけです。ただ、そうしたビルが旺角(モンコック)だけでなく、各地にあるわけです。


先ずは旺角(モンコック)で最大の電脳街「電脳商場」に入ってみることに。
狭い通路は人だらけでめちゃめちゃ混んでます。


(あ、どこも中の写真とってないや)


ここではパーツをいろいろ眺めます。日本では売ってないものがたくさんあります。


SIMリーダー(なぜこれがすごいのかはわかる人だけわかります)。


SDとメモリースティックの両対応のフラッシュメモリ


さて、こうした電脳街は小さな店舗が集まっていて、PC関係が好きな人ならそれぞれを眺めるだけで楽しいです。(まあPC関係に興味なきゃだめか・・・)


次に向かったのは、同じく旺角(モンコック)にある「星際城市」



こちらも電脳商場と同じなんですが、あまりショップも豊富でなくあまり見るところがなかったです。
ただし、ここでは本屋を発見。
日本のアニメ・漫画関係の本もたくさん置いてあります。何気なく見てると・・・・
な、なんと「Stella」が売ってます!しかも在庫2です!!

※注※
これは「ARIA」という日本の漫画を描いている天野こずえ氏のイラスト集の第二弾です。ARIAはアニメ化してから一気にブレイクしちゃって、その以前に発売されたこの第二弾イラスト集は日本ではもはや幻。アマゾンでさえ中古で7,000円以上という値が付いています。tech_kはAQUA時代からのファンですが、アニメ化してブレイクしてからはなんかちょっと離れていました。マイナー好き故。

しかもHK$180(約2,880円)!!
一も二もなく飛びつきます。いや、いい買い物しました。香港最高!

すいません、話が横道に反れましたね。


さて、次は友人J氏が一番行きたかった「先達廣場」に向かいます。
この先達廣場(まあビルなんですが)、なんとビルまるまる「携帯電話ショップ」。
1階と2階分がまるまる携帯電話ショップというとんでもないビルです。
携帯ショップといっても1坪ショップが無限に広がっています。結構広いビルでしたから100軒は下らないでしょうねぇ。



こちらもめちゃめちゃ混んでます。
なかなか面白いですねぇ。日本と違って折りたたみ式はほとんど流通していないので、どの携帯電話も珍しく見えます。
まあ、ここで何を買ったかは友人J氏が詳しく書くだろうからそっちに譲ります。私は特に買うものなし。眺めて楽しんでおりました。


■3日目22:00 尖沙咀(シム・シャー・スイ)スターフェリー乗り場
さて時間を忘れて電脳街を巡っておりましたが、気が付けば21:30過ぎ。
さすがに飯を食おうということで、ガイドブックで目をつけたレストランに直行。
旺角(モンコック)から地下鉄で3駅目の尖沙咀(シム・シャー・スイ)に戻ります。
この時間は対岸の香港島の高層ビル街の夜景がきれいですね。さすが100万$の夜景。


スターフェリー尖沙咀乗り場のすぐ隣に、きれいで大きいビル(ハーバーランドみたいなの)があります。
この中にある「Crystal Jade LaMian ShoRonPau (翡翠拉麺小龍包)レストラン」で今夜は飯を食べようということで入ります。

整理券が配られて銀行にあるような番号表示があって呼び出されるまでじっと待ちます。こうした仕組みがあるのが人気店の証拠といっていいんでしょうかね?
ただ、この時間になると、ほぼ待たずに入店できました。

さっそく注文します。個人旅行きたらまず入ろうとしない店ですからここぞとばかりに注文します。

菜肉雲呑拉麺

まあ、ワンタンメンですね。

四川坦坦麺

坦坦麺です。

ここのラーメンはおいしいです。

話が横に逸れますが、香港のちゃんとしたこういうレストランで拉麺(ないしはお粥)などを頼むと、一品一品がすべて「カプリチョーザ」サイズです。要は大の男がビシッとおなかいっぱいになるサイズです。そのため、上記のように、そんなことも知らずに拉麺を一人一品ずつ頼んだ場合は、当然……

続いて出てきたのが、上海小龍包。

うーん、まずくはないですが、私はどっちかというと台湾の鼎泰豊.(ディン.・タイ.・フォン)の方が好みかな。


ここまでで、だいぶお腹が一杯になっています。
さらに追い討ちをかけるように、このあと、「から揚げ」と「豆板焼桂魚(揚げた魚のあんかけ)」が来ます。
どちらも美味しいのですが、すでに二人とも泣きながら食べています。写真を撮り忘れた段階でいかに二人が追い詰められていたかがわかります…。
やはり拉麺をそれぞれ頼んだ時点で敗戦が決定していたようです。


意地で平らげた二人に、最後にデザート代わりに頼んだ「葱油大餅」が来ます。
これは、ガイドブックやネットにも書いてあったオススメで、オーダーのときに40〜50分かかるがいいか?と聞かれたものです。
それだけに、一から作っていて美味しそうです。

まあ、百聞は一見にしかずなんてありますが、ガイドブックやネットで集めた情報には、美味しさは言及していても「大きさ」までは言及していないわけです。

写真だと迫力がないですが、直径20センチ高さ5センチの大迫力です。
もう限界に近い二人にとっては見ただけで泣きそうです。


お味の方は、パン生地の中にきざんだ葱が入っています。葱とパン生地って合うのか?と半信半疑でかぶりつきましたが……これ、うまい!!。
カリッと焼かれたパン生地、上に振ってある白ゴマが香ばしく、また焼き立てで香り高く甘みがあります。
中にはきざんだ葱が入っていて、葱がパン生地の中で蒸されていい香りとすっきりとした甘みがあり、かつジューシーです。ちょっと胡椒が利いているのかな?

しかし、これはうまい!ぜひ次回も来たら、こんどはちゃんと献立を考えてこれを食べよう。


こうしてお腹一杯の二人が、ともすれば吐きそうになりながらホテルへ帰るところで、続きは次回にしたいと思います。

2日目終了。