香港珍観光旅行 最終夜


■4日目13:30 糖朝(どうでしょう聖地探訪気分)
さて、たっぷり堪能した後は今度は香港島へ戻ります。
が、まだ香港来て粥のひとつも食ってないぞ、と言うことで寄り道をして尖沙咀(チム・サー・チョイ)にある「糖朝」で朝(昼?)粥を食べることに。
昨夜行った「翡翠拉麺小龍包」のあるビルの前あたりにあります。
ちょうど行った時期に新店舗に移転したようで、ガイドブックの地図とは違うとこにありました。
ただし、旧店舗には案内図が貼ってありますし、旧店舗から50mほどしか離れていません。


どうでしょうでは糖朝で朝粥を堪能していたみたいですが、ここの糖朝ではないと思います。


さあ、この糖朝ですが、なんといっても「マンゴープリン」が有名です。それぞれに粥の他にも当然マンゴープリンを注文します。粥の種類も豊富でどれも美味しそう。メニューも日本語説明付きなので、イメージも湧きやすいです。
ですが、昨夜の拉麺の反省も活かせずカプリチョーザサイズの粥(ラーメンどんぶり一杯分の粥)にやられ気味。


マンゴープリンは日本の糖朝で食べたのとは違いますね。
以前、大阪梅田の「NU」(ヌー)の中に入っている糖朝で食べたことがあります。
そのときは素材の味を活かした、他店のマンゴープリンとは全く違う味に衝撃を受けました。
プリンですがあまり弾力がなく、べた付いた変な甘さがなくマンゴーのすっきりした甘さ、そして果肉の食感。

ですが、この香港の糖朝のマンゴープリンは日本のものとも全く違います。
大きさは差して変わりませんが、弾力は多少あるものの、ともすればヨーグルト並の柔らかさで、甘みも日本以上に抑えられている。入っているマンゴー果肉も多い。
日本の味に慣れてる人には、物足りなく思う人もいるかもしれませんが、私はこっちの方が好きです。


■4日目14:20 銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)「GOD」(GOOD OF DESIRE)
お腹も満たし、やって来ました香港島「銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)」
ここに来た理由は・・・

友人J氏:
「次、どこいきましょうか?」
tech_k:
「電脳街も行き足りんが、お茶好きの人間が香港に来てたった1件行っただけでええんか?」
友人J氏:
「う〜ん、じゃあ・・・」



ということで、茶藝館と小物屋さんに行きたいとのことでやってきました。
まずは駅を出てガイドブックを頼りに茶藝館へ。
が、どうやら存在するはずのビルが取り壊されております。

残念ですが、しかたなく先に中国小物屋さんへ。
「GOD(住好的)」(的は口ヘンに的)という店です。
雰囲気いいですねぇ。まるで日本の「無印○品」みたいです。家具から台所用品や文具など、さまざまな生活雑貨を売っています。おしゃれです。

ああ、ここ、ネットで検索すると紹介してる人多いですね。

『GOD』(GOOD OF DESIRE)。広東語の店名は「住好●」(●=口ヘンに的)で、その意味は「ベター・リビング」、つまり“より良い暮らし”がテーマのインテリア&雑貨ショップ。
『GOD』の商品のほとんどは、オリジナルデザインによるもの。店内には、香港の家に合ったもの、レトロな雰囲気を漂わせながら、現代の暮らしに合わせてモダンなデザインにしたものなど、日本では見つけられない新鮮なインテリアや雑貨で溢れています。

確かに、欲しい物がたくさんありました。店舗も1フロアですが非常に広くて見て回るだけでも楽しいです。値段はちょっと高めかな。
ちなみに、写真を撮っていたら注意されました。撮影不可みたいです。


■4日目15:30 時代広場(タイムズ・スクウェア)横「新星茶荘」
雰囲気の良い雑貨屋がなごりおしいですが、友人J氏がもう一つ目をつけていた茶藝館に向かいます。


時代広場(タイムズ・スクエア)の目の前にある32階建てのビルの30階にある「新星茶荘」さんです。



まあ、詳しくは友人J氏の解説にお任せします(id:knyacki_j:20070324)
眺めがよく、いい店でした。晴れていればきっと眺めは最高でしょう。


■4日目16:30 銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)「銅鑼灣中心商場」
さあ、ゆっくりお茶をした後は銅鑼灣にある電脳街「銅鑼灣中心商場」へ行ってみます。

ここの電脳街はいわゆる「おもちゃ系(ぶっちゃけフィギュア系)」のようです。
・・・ネットの情報が古いかな?ここにはもう見るべき店は無かったです。フィギュア系ショップ自体がほとんどない。今後行かれる方は周遊コースから外してもいいと思います。

なお、この銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)は銀座のようなイメージでしょうか。人も多く非常に賑わっています。各ビルに入っているテナントもブランド店やお洒落な店が多いです。


■4日目17:10 北角(ノース・ポイント)
友人J氏がぜひ見せたいとのことで、銅鑼灣(コーズウェイ・ベイ)からトラムで北角へ向きます。
何気ない街並みが続きますが、終点の「北角」が近づくと・・・


なんともいえない活気。これぞアジアという雰囲気。トラムに轢かれそう・・・。

北角の停車場で降りてこの道を戻ってみます。


いや、ほんとに生活臭にまみれた活気に溢れていて、確かに面白いとこです。一見の価値はありますね。

ちなみに、ここに来るためにはトラムの「北角」行きに乗らないとだめです。他のトラムはここには寄らないそうです。


■4日目17:30 再び旺角(モンコック)へ
さて、最終日もいよいよ終盤。
買い逃しの無いように、再び旺角(モンコック)の電脳街へ向かいます。
友人J氏がもう一度先達廣場で携帯を見たいのと、「おもちゃ系」の電脳街をまだ見ていないので、それを目的に戻ります。

しかし、単にMTRで戻るのも芸がないということで、「バス」で戻ることに。


北角にあるバス停、112番に乗ります。
このバスを使った理由としては「海底トンネル」を通って行こうとういう趣旨のためです。
2階建てバスの2階最前列に陣取って、流れる景色を見ながら旺角を目指します。


おお、あれが海底トンネルですね。


・・・まあ「トンネル」ですもねぇ。とりわけ何があるというのを期待したわけではないですが・・。

なお、この時間はめちゃめちゃ道が混んでいます。おそらくMTRで行く3倍の時間は掛かっています。使われる際はご注意を。


■4日目18:20 旺角(モンコック)「皆旺商場」
まあ、普通の人は興味ないですよね。

こっちは確かにフィギュア系は充実。日本のサブカルチャーの進出に驚くばかりです。
なお、値段は日本並かな。レアものもちゃんとプレミアム価格なあたりネットで日本のヤフオクあたりを参考にしているのでしょう。
ただし、日本では絶滅してしまった(レア過ぎて市場に出回らない)ものも数点見かけました。


■4日目21:00 旺角(モンコック)「女人街」(どうでしょう聖地探訪)
すでにこの時点で二人とも買い物しまくってヘトヘトですが、やはり旺角に来たなら「女人街」くらい見ておこうということで通りを一通りぶらつくことに。


まあ、圧巻ですわな。

「女人街」ですが、女性専用というわけではありません。服や小物など、お土産もたくさん売っています。
どうでしょうで出てきた「ドリカム」Tシャツを探しましたがさすがにありませんでした。そりゃ10年近く前だもんなぁ。その他どう見ても版権のやばいものも多い。

ここは見てると店員さんが寄ってくるのは困りますな。押しが弱い人は気を付けましょう。次々と、これはどうだあれはどうだと押し付けて来ますよ。いらないなら「No」とはっきり言いましょう。日本みたいに「他も見て回ってきます」「また来ます」ってのは言葉分からんので言えないし、そもそも通用しないでしょうねぇ。

なお、ここでは言い値で買ってはいけません。
ガイドブックには露骨に値切るのは止めた方がいいとありましたが、「う〜ん」と悩んでいると「じゃあこの値段で」と言われたので確かに言い値は危ないですね。

それにしても「ドリカム」Tシャツ欲しかった・・・(どうでしょうで香港見てない人はモトネタ分からなくてすんません)。こうなったらいつかコスタリカに行って「純粋人生」Tシャツを買おうと心に誓う。


■4日目22:00 旺角(モンコック)女人街「富泰家」
いよいよ夜も更けてきました。
ヘトヘトですが、さすがに夕飯食おうということで、女人街で目に入った美味しそうな店に入ることに。


最後までインスタントメンですか・・・。
まあ、美味しいからいいです。
こうして、香港の3日目の夜が終わります。


■5日目 ホテルにて
朝一番のフライトのため、5時半にはホテルを出なければいけません。
今回ばかりは友人J氏任せでなく、自分でも携帯電話の目覚まし機能を「4時半」にセットします。

備えあれば憂いなし。
ちゃんと「4時半」に目覚ましが鳴って準備していよいよ出発です」

tech_k:
「よしゃ、そろそろ5時半になるし出るか」←携帯電話の時計を見ている
友人J氏:
「そうですね」
tech_k:
「・・・・・・・へ?」←今度は自分の腕時計を見ている
友人J氏:
「どうしました?」
tech_k:
「あれ?・・・え?・・・今、4時半?」
友人J氏:
「え?」
tech_k:
「あれ?」
友人J氏:
「ああああぁ」


そうです。日本と香港の時差1時間
わたくし、腕時計は現地時間に合わせても、携帯電話の時計を合わせおりませんでした


友人J氏:
「私の目覚ましが鳴らないから変だと思ったんですよ・・・」


■5日目 成田空港にて
帰りのフライトでは何事もなく(当たり前?)、無事に帰国を果たします。
友人J氏の国内線トランジットの時間まで、コーヒーを飲みつつ時間をつぶします。


友人J氏:
「お疲れさまでした」
tech_k:
「お疲れさまでした」
友人J氏:
「なんか今回はえらい疲れましたよね」
tech_k:
「そうやな。なんでこんな疲れたんやろうなぁ」
友人J氏:
「でも、なんでtech_kさんと行くと、必ず『珍』道中になるんでしょうねぇ」


はい。
だから今回の旅行記のタイトルは「香港珍観光旅行」です。


「まとめ」編はGW明けにはアップする予定です。