いまさら桜最前線を追って東北地獄ツアーをしてみた 第3夜

※前沢ガーデンのレストランに12:30で予約をしているという前提でご覧ください。

■1日目 12:15 中尊寺
中尊寺から前沢ガーデンまでは約5分〜10分
ということで、なんだかんだで中尊寺を見ることになった二人は駐車場に車を止め、さっそく山門に向かいます。


tech_k:
「いいかぁ、見るのは金色堂のみ。しかも10分で見て帰ってくるよぉ」
友人J:
「ホントに『見る』だけなんですね・・・」


などと話しながら山門にたどり着くと看板が・・・


tech_k:
「・・・金色堂まで800m?! はぁ?!」
友人J:
「結構、奥なんですねぇ」
tech_k:
「800mって・・・行くだけで10分もかかるのか?」
友人J:
「どうします?」
tech_k:
「いや、行くけど、20分で帰って来るよぉ」
友人J:
「ホントに『行く』だけですか・・・」


この中尊寺、山の中に非常にたくさんのお堂がありたくさんの仏様が祀られています。
当然、そのひとつひとつをじっくり見学するだけで1日、ざっと見て回るだけでも半日は掛かりそうです。
というかですね、広大な「山」の中にあるわけですから当然、往きは「登り道」なわけです。

広く整備された山道を登っていきます。あたりは山の木々が生い茂り、照りつける太陽も木々の枝にさえぎられここまでは届きません。爽やかな風も吹いていていいですねぇ。


途中にはこうしたお堂がたくさんあります。


tech_k:
「ハァハァハァ・・・もう見たことにしよう。来たのはホントなんだし」
友人J:
「なに言ってんですか」


結局着いてみれば金色堂は敷地の一番奥にありました。


なんか見たことある風景。奥に見える・・・

この建物の中に金色堂があります。
残念ながら中の写真撮影は不可。
この金色堂ですが、思ったより小さいです。
ですが、その金色たるや目がつぶれんばかりに一面が輝き、螺鈿細工の見事なこと。
これは死ぬまでに一回は見ておくべきものです。
(寄らずにスルーしようとしていたことは棚上げ)

帰りには目をつけた展望台から望んでみました。

いや、ここはいい。絶対もう一度見に来よう。ゆっくりと。


■1日目 13:00 前沢ガーデン
なんだかんだで遅れること30分。
頑張って、やってきました「前沢ガーデン」さん。

なんも事前知識がないと、なんか牛の牧場でもあるのかと思いましたが、ちょっとした丘の上にあり敷地は広いですが、ここには牛の博物館とレストランしかありません。
さっそく、レスランに入り注文します・・・が、覚悟をしていたものの、やはり「お高い」。
しかし、ここではゴージャスに行くと決めていましたので、当然意気込んで注文します。

tech_k:
「よぉし、私はこのランチメニューのサーロイン200g、ライスで」
ウェイター:
「焼き加減はいかがいたしますか?」


おぉ、こんなステーキハウスなどまず来ませんので、実際焼き方なんて聞かれるとちょっとビビってしまいます。とことん造りが庶民です。
さて、待つことしばし。窓際の席は少し先に川の流れも見え、木々の緑も美しく、ゆったりとした時間が過ぎていきます。

さあ、やってきましたよ。

まずはスープ。うん、美味い!

ささ、メインのステーキ。おぉ、わらじくらいありますよ。

ソースはかかっておらず、こうした薬味につけて食べます。
塩・マスタードなど、いろいろ楽しめます。
このランチメニューはセットになっていて、メイン以外にはスープ、ライスorパン、サラダ、飲み物が付いています。
私が頼んだのはサーロイン200gで6,500円!
清水の舞台から飛び降りてます。
肝心のお味ですが・・・美味い!美味い!美味い!
大満足です。

なお、ここのレストランは8組程度しか入れないこじんまりとした造りです。畳席も2組程度は入れる造りであります。
大泉さんたちが食べた席は、入口からは一番奥のテーブル席になるようです。
なんか店内の写真をパシャパシャ撮る雰囲気ではなかったので、写真は残ってません。

さて、たらふく食べたあとは、散策・・・というか撮影ポイントを探します、が、すぐにわかります。もともと、駐車場と建物以外はだだっ広い原っぱが広がるのみ。歩き回るというよりは見渡すという表現で探しました。

あの奥の林から、牛の格好で出てきたんですよね。


■1日目 14:30 水沢競馬場
さて、さらに下道をひた走り、水沢競馬場へ。

競馬好きの友人J氏のたっての希望でやってまいりました。

友人J:
「あと水沢競馬場へ行けば、全国の地方競馬場完全制覇なんです」

ということだそうです。私も競馬好きですが、友人J氏には脱帽です。

この場末感が哀愁を誘いますよね。
全部で2レース堪能しました。

レースの合間にはやはり、水沢競馬場名物を食べます。(ほんとうに食べてばかりですが・・・)

この「焼き鳥」ですが、めちゃめちゃ大きいです。ひとつひとつがピンポン球くらいあります。
新聞4分の1の大きさの対角線くらいありますよ。
しかもこれが美味いのなんの!
思わずビールが欲しくなりますが運転するのでグッと我慢。さらにあと3本はいける!と思いましたが、そこそこおなか一杯なうえにまだ宿の飯があるということで1本で断念。
今度は電車で来て、この焼き鳥をたらふく食いながらビールを飲みたいですね。絶対来よう。

しかしながら、団子、ステーキ、巨大焼き鳥と3連続でお腹はかなりきつくなってきています。
いよいよこの後は鬼の茶屋。
そこでは想定外な出来事が待ち受けているのですが、続きは次回にしたいと思います。